全国のこだわりのお茶・お米を販売

 同店は、オリジナル品目の「有鄰」・「蔵あかり」をはじめ、静岡茶・宇治茶・鹿児島茶・狭山茶など、全国産地の日本茶を取り扱っています。また日本各地の厳選されたお米を1kgから量り、玄米から精米して販売しています。今日の食卓に、美味しいお茶、お米はいかがでしょうか。

 茶葉の種類は、煎茶、粉茶、抹茶、ほうじ茶などを用意しており、産地と茶葉の組み合わせで様々な味が楽しめます。このほか、有機茶、桑茶なども取り揃えています。
 お米の種類は、新潟県妙高市の契約農家、竹内 昇さんが生産した「新潟県八代産コシヒカリ」(玄米1kg当たり480円)や、「山形県産 アイガモ農法コシヒカリ」(同780円)をはじめ、無農薬・低農薬、化学肥料を使用せずに有機栽培された、こだわりのお米を取り揃えています。
 お米は、店舗隣接の土蔵造りの店蔵を改装した低温倉庫(室温15℃、湿度50~60%に設定)で保存されており、年間を通してお米の品質を高く保っています。

同店取り扱いの食材を用いた喫茶

 同店の喫茶スペース「喫茶・有鄰」では、同店で販売されているお茶や軽食、デザートが、お食事できます。

 メニューは、同店特製の抹茶寒天と抹茶アイス、クリームでできた「矢野園パフェ(特製抹茶寒天入り)」(600円)や、同店特製のほうじ茶と有鄰まんじゅうをセットにした「矢野園ほうじ茶あんみつ」(450円)をはじめとするデザート、同店取り扱いの十六穀米と季節の野菜7~8種類で作った「とれたて野菜カレー」(600円)などの軽食、日本茶や紅茶などのドリンクを用意。
 中国モダンに統一された客席スペースでは、写真や絵画などの展示が行われるほか、窓際席では手入れされた日本庭園も眺めながら、お食事を楽しめます。

近江の食材を取り入れたお食事会

 同店は、発祥の地、近江の食材を取り入れたお食事会を2012年より、40年ぶりに公開した当主の居室を会場に年5回(ひな祭り、五月人形、七夕、十五夜、十三夜)開催しています。栄養価が高く、非常食に重宝された角型の麸を使った「丁子麸のとろっと煮」や、米の重湯で味噌を溶き、焼きナスを入れた「どろ亀汁」など、合理性を重んじるお生みの風土から生まれた食事が提供されます。

大正に建てられた商家をリニューアルした本店

 創業300年の歴史を持つ矢野園。2002年に大幅リニューアルされた本店店舗は、1階は販売・喫茶スペースに加え、畳敷きの帳場や倉庫、古井戸、2階は当主専用の部屋があり、いつでも見学できます。

 矢野園の前身、近江日野(現在の滋賀県蒲生郡日野町)の商家だった矢野商店は、初代矢野久左衛門が享保2年(1717年)に桐生で雑貨の小売をはじめて以来、代々、家業を拡大、織物の産地・桐生の地で、絹の取り引きなどを盛んに行ってきました。
 大正5年(1916年)に建てられた桐生市本町2丁目の矢野園・本店店舗は、2階正面に格子戸が設けられるなど江戸風の商家の構えとなっています。
 店内各所には、1階倉庫で長年保管されていた、キリンビールの販売許可証をはじめ、明治・大正時代に薬や石鹸などの販売許可を示した看板が複数展示されています。古井戸が見られる見学スペースでは、専用機械で茶が焙じられる様子が、月に1度、見学できる機会もあります。
 2階の部屋は、当主が正月明けと盆明けの年2回、近江から桐生へ赴いた際に滞在した部屋で、質素な外観ながら一流の建材が使われた部屋です。当主が桐生へ移住した昭和30年代(1960年代)まで利用されました。また、店舗北側に隣接する明治31年(1898年)に建てられた土蔵造りの店蔵は、今もお米の保存に活用されています。
 買い物や食事に合わせ、歴史の風情に思いを馳せられてはいかがでしょうか。

店舗情報

矢野園

大正時代に建てられた江戸風商家・店蔵を改装、お茶・お米の販売、喫茶のあるお店です。

営業時間
:09:30〜18:30
定休日
:月曜日
住所
:〒376-0031 群馬県桐生市本町2-6-30
電話番号
:0277-45-2925
URL
http://www.kkyano.co.jp/yanoen
大正5年(1916年)に建てられた江戸風の商家、明治31年(1898年)に建てられた土蔵造りの店蔵を改装、こだわりのお茶・お米をはじめ、有機栽培商品、復刻版の醤油、お酒などを販売しているお店。また、店内で取扱商品を用いた喫茶も楽しめるほか、2012年に40年ぶりに公開した当主の居室では年5回、近江食材を使った食事会も行っています。

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