菅原道真を祀る天満宮

 桐生天満宮は、平安時代の優れた学者・文化人・政治家であり、学問の神様と親しまれる菅原道真を祀る神社で、受験シーズンには市内外から多くの受験者が参拝するほか、昇運合格厄除祈願などの御利益のために多くの人々が訪れます。現在の桐生市街は桐生天満宮を基点として成立しており、天満宮鳥居前が本町1丁目となっています。

 桐生天満宮は、約1800年前の「古事記」「日本書紀」に日本武尊の父と記される景行天皇の時代、産業発展の神である天穂日命(あめのほひのみこと)を祀る神社「磯部明神」として創建されたと伝えられています。室町時代に京都北野天満宮の菅原道真の分霊を祀り、学問の神を祀神する天満宮となりました。

 安土桃山時代、桐生が徳川家により絹織物の一大生産拠点として整備がはじめられた際、桐生天満宮は天正19年(1591年)に新町建設の宿頭(出発地点)として現在の地に遷座されました。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いにおいては、桐生の職人によって織られ、天満宮で戦勝祈願された軍旗2410枚が東軍(徳川側)の勝利をもたらしたとされたことで、勝利凱旋を吉例として境内には織物市が開設されるようになり、その後の桐生織物繁栄の礎となりました。

 現在の桐生天満宮の社殿は、明和8年(1771年)に設計され、20年以上の歳月を費やして寛政5年(1793年)年に落成しました。造営は宮大工として名高い町田主膳を大棟梁とし、本殿7面に施された彫刻は、日光東照宮などの彫刻技術の流れを汲む関口文次郎によるもので、精工で華麗な彫刻と社殿が見事に調和しています。平成2年(1990年)に群馬県指定の重要文化財に指定されました。

 桐生天満宮では、東京東郷神社、川越骨董市と並ぶ関東三大骨董市に数えられる骨董市を、1993年から毎月第一土曜日に開催しています。天満宮から毎回80店以上の骨董品がずらりと並び、鉄瓶、火箸などの生活道具から古書、カメラ、陶磁器、版画、刀剣といった幅広い品が陳列、市内外から幅広い年齢層が訪れています。同日に開催される「買場紗綾市」と「桐生楽市」とあわせて、「桐生三大市」とも呼ばれています。
 桐生天満宮は、信仰の場と交流の場として本町通りの北端から今も桐生の街を見守り続けています。

店舗情報

桐生天満宮

菅原道真公を祀る桐生の基点

営業時間
:00:00〜00:00
定休日
:なし
住所
:〒376-0052 群馬県桐生市天神町1-3-4
電話番号
:0277-22-3628
URL
http://www.kiryutenjin.jp/top.html

アクセスマップ